早漏は必ず克服できる―早漏とは「射精をコントールできないすベての男性」のこと

ここでは、早漏の定義についてお話ししたいと思います。なにをもって早漏とするのか?これまで早漏の定義には諸説ありましたが、その多くは、挿入時間に関するものです。

 

・揷入から射精までの時間が2分以内で、これが過去6力月以上の間に、性交の50%以上で 発生する場合

 

・不十分な勃起状態で、揷入前または揷入15秒以内の射精

 

・挿入1分以内の射精

 

・パートナーが希望する揷入から射精までの時間内で、射精をこらえられない場合

 

これらが、既存の早漏の医学的定義の代表的なものですが、今ご覧になつて、安心された男性は多いのではないでしょうか?

 

「な一んだ。オレは、そんなに短くないから大丈夫」

 

と。残念ですが、その考えは間違いです。既存の定義づけの第一義的要素は、生殖能力の有無です。簡単に言えば、「そんなに短いと、子づくりに支障をきたすから、治療が必要ですよ」という話にすぎないのです。もちろん、単に生殖能力の有無だけで言えば、ちやんと膣に挿入できる勃起力さえあれば、たとえ挿入後1秒で射精したとしても、妊娠は可能です。

 

少し話が横道にそれますが、みなさんは、動物の交尾時間をご存じでしょうか?俗に「牛の一突き」などと言われますが、牛はもちろん、馬やトラ、ライオンなど、ほとんどの動物は、あっと言う間に射精してしまいます。文字通り三擦り半が普通で、長くてもせいぜい数十秒です。常に外敵からの攻撃に備えていなければ生き残れない弱肉強食の自然界に生きる野生動物は、種を絶やさないという本能的命題が最優先されています。だから野生動物のオスはみんな、ジャンクセツクス&早漏が当たり前。命に関わる問題ですから、ゆったりとスローセックスを楽しむなんて発想は、彼らの頭の中には皆無です。さらに言えば、動物の世界では、パートナー選びの主導権はメスが握っています。メスがオスを選ぶ際の基準となるのは「強さ」です。冗談交じりに言えば、もしもセックスが上手いオス牛がいたとしても、なんらメス牛たちの評価の対象にはならないのです。種の保存のために、メスたちは齡く以ど少しでも強いオスを選ぶだけです。そしてカッブルになると、生殖本能だけで交尾します。

 

翻って人間は、動物とは違います。決定的に違うのは、男女が愛し合う喜びを知っているということです。人間のセックスにはふたつの目的があります。ひとつは生殖行為。もうひとつは、互いの愛を確認し、愛の絆を深める、生きる楽しみや喜びとしての「愛の行為」です。そして重要なことは、動物の交尾の目的が百パーセント生殖行為なのに対して、人間のセックスの目的は、その9割以上が「愛の行為」だということです。

 

人間のセックスの本質が、愛の行為であることをちやんと認識していない男性が、あまりにも多いという問題があるのですが、その話はひとまずここでは置いておきましょう。

 

ただひとつ、確実に言えることは、3分足らずの挿入時間で、性的に本当に満足できる女性などほとんどいないということです。女性のカラダは3分足らずの揷入で満足するようにはつくられていないのです。

 

既存の早漏の定義に、致命的なまでに不足しているのは、「セツクスの満足度」です。

 

ある女性誌が日本女性1000人を対象にしたアンケートで、女性が希望する揷入時間の平均値は「約15分」でした。アンケートの取り方にもよりますが、だいたい10分から20分の間に数字が落ち着くようです。一方、スクールを訪れる男性受講生に、アンケートを実施したところ、平均揷入時間は約5分でした。この数字が日本男性の標準値とは言いませんが、これまで多くの男性、または女性から聞き取り調査をしてきた私の実感として、おそらく日本男性の平均揷入時間は、5分から10分の間に収まるのではないかと思います。日本男性の平均揷入時間はきりよく約10分だと仮定しましょう。ちょっと奮発しすぎのような気もしますが、ここでは便宜上そうさせてください。

 

15分を希望する女性に対して、10分の男性。その差は5分です。わずか5分という見方もできます。

 

ではここでもうひとつ、データを出しましょう。ィギリスのコンドームメーカー「デュレックス」社が2007年に世界各国男女5000人ずつ計1万人、26カ国総計26万人を対象にした調査項目のひとつに、各国の「セックス満足度」があります。日本人のセックス満足度は、どれくらいだと思いますか?なんと26カ国中最下位の、たった15%しかないのです。

 

先ほど、日本人のセックスの理想と現実のギャッブは5分と書きました。揷入時間=セックスの満足度ではないにせよ、わずか5分の差に、85%の女性がNOを突きつけているとは、思いません。

 

問題は、「揷入時間は?」という漠然としたアンケート方法による数字のトリックです。まずひとつは、揷入時間とは、極めて主観的で感覚的な時間だということ。タィムウオッチ片手にセックスをしている人などまずいません。これは私にも経験があることですが、実際の交接時間は20分でも、女性に「何分だったと思う?」と聞くと、30分、40分という答えが普通に返ってきます。高いレベルの交接では、体内時計が狂ってしまうのです。逆のケースもあります。快感よりも苦痛を伴うような下手な男性が相手だと、女性は内心「いい加減早く終わって」と思いながらセックスをしています。すると時間を長く感じて、実際は5分なのに、10分~20分も苦痛が続いていたような錯覚をするのです。

 

実際の時間と体感時間の誤差よりも大きな問題は、交接の内容の差です。たとえば、腰使いの強弱。たとえば体位の変化のタイミングや回数。持続時間に自信のない男性が、ほぼ例外なく行うのが、時間の引き延ばし作戦です。ィカないように恐る恐る腰を動かしたり、イキそうになるたびに体位を変えたりすることなどがその代表例なのですが、騙し騙し時間を引き延ばしてやっとのことで20分以上揷入できたとしても、それを本当に20分とカウントしていいものでしょうか?それでもがんばって20分持ちこたえることができる男性は、先のアンケー用紙には、意気揚々と「20分」と記入するはずです。

 

しかし、数字はごまかせても、女性の満足度まではごまかせません。騙し騙し、恐る恐るの20分では、理想の揷入時間が15分の女性を満足させることはできないのです。肝心の交接の中身が女性の希望とはかけ離れているからです。

 

誰だって、自分が早漏だと認めたくはありません。それが男性心理です。

 

ですから、以前の私のように、どうがんばっても1分と持たない超早漏ならいざ知らず、多くの男性は、イカないようにイカないようにがんばって、「今日は10分も持つた」「オレだって、がんばれば20分以上持続できるから、早漏ではない!」と、自分を励まし、プライドを保とうとしてきたはずです。

 

けれども先ほどから述べているように、持続時間と女性の満足度は、単純にイコールではないのです。時間で一喜一憂するのはもう終わりにしましょう。

 

ここに早漏の定義を発表します。心して聞いてください。

 

早漏とは何か?

 

「射精をコントロールできないすベての男性」

 

のことです。

 

早漏かそうでないかの違いは、何分以上持続できるかではなく、パートナーの女性の官能レベルや体調に合わせて、自由自在に射精をコントロールできるかどうかなのです。

 

たとえ、がんばれば20分持続できるという男性でも、セックスの最中に、ちらっとでも 「イカないようにしなきや」と思っている限り早漏なのです。

 

どんなにがんばってもせいぜい3分がやっとだった超早漏の私と、がんばれば20分できる男性とでは確かに違います。しかし、がんばれば20分できる人は、「がんばれる部類の早漏の人」だということです。

 

スクールでは、このような、がんばれば少しは長持ちできる男性のことを、「類早漏」と呼んでいます。

 

「そんなことを言つたら、ほとんどの男性が早漏に入るのでは?」と思いませんでしたか?その通りです。一般に「日本人の7割が早漏」などと言われていますが、実際は、遅漏を除けば日本人の99%は、早漏もしくは類早漏なのです。

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